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流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)

流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)は、ムンプスウイルスによる感染症です。耳の下からあごにかけてある「耳下腺(じかせん)」が腫れて痛みを伴うのが特徴で、発熱やだるさ、食欲不振を伴うこともあります。
一般的には小児に多い病気ですが、大人がかかると症状が重く、合併症のリスクも高くなります。

当院では、耳鼻咽喉科として耳下腺の腫れや痛みの診察を丁寧に行い、合併症予防のためのアドバイスや必要に応じた紹介先の手配も行います。港区だけでなく、中川区・熱田区・南区・蟹江町・弥富市からも通いやすく、日曜診療・WEB予約にも対応しています。

流行性耳下腺炎の主な症状

  • 耳下腺の腫れと痛み(片側または両側)

  • 発熱(38℃前後)

  • 嚥下時やあごを動かしたときの痛み

  • だるさ、食欲不振

  • 頭痛

  • まれに唾液腺以外の腫れ(顎下腺、舌下腺)

潜伏期間と感染経路

  • 潜伏期間…およそ2〜3週間

  • 感染経路…飛沫感染(せきやくしゃみ)、接触感染(手や物を介して)

原因ウイルス

  • ムンプスウイルス(Mumps virus)

流行性耳下腺炎の治療

特効薬はなく、対症療法が基本です。

痛み・熱の緩和

  • 解熱鎮痛薬(アセトアミノフェンなど)

安静

  • 発熱や全身倦怠感がある間は自宅で安静に過ごす

栄養・水分補給

  • やわらかい食事や冷たい飲み物で痛みを軽減

合併症について

おたふくかぜは合併症が起こることがあります。特に大人では重症化する傾向があります。

  • 髄膜炎(ずいまくえん)

  • 難聴(片耳の感音難聴)

  • 精巣炎(男性)

  • 卵巣炎(女性)

  • 膵炎

合併症は発熱や腫れが治まった後に起こる場合もありますので注意が必要です。

登園・登校の目安

発症後5日を経過し、かつ全身状態が良ければ登園・登校が可能です(学校保健安全法に基づく)。

予防について

ワクチン接種が有効です。おたふくかぜワクチンは任意接種ですが、合併症予防のため接種が推奨されています。

流行性耳下腺炎についてのよくある質問

Q1. 両方の耳下腺が腫れますか?

A1. 両側に腫れが出ることが多いですが、片側のみのこともあります。

Q2. 大人がかかるとどうなりますか?

A2. 痛みや発熱が強く、精巣炎や難聴などの合併症が起こる可能性が高くなります。

Q3. 何日くらいで治りますか?

A3. 腫れや痛みは3〜7日程度で徐々に治まりますが、合併症の症状が出た場合はさらに長引くことがあります。

院長より

おたふくかぜは子どもの病気というイメージがありますが、大人がかかるとつらさも合併症のリスクも大きくなります。私はこれまで中京病院や中部労災病院で多くの耳下腺の腫れや感染症の患者さんを診てきました。当院では、症状の経過や合併症のリスクについてわかりやすくご説明し、必要な場合は迅速に高次医療機関へのご紹介を行っています。
港区・中川区・熱田区・南区・蟹江町からもアクセス良好ですので、耳の下の腫れや発熱があるときは早めにご相談ください。

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