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舌痛症

「舌がピリピリするのに、見た目は何も異常がない」「ヒリヒリと焼けるような感覚が続く」「歯科では異常なしと言われたけどつらい…」──そのような症状にお悩みではありませんか?

それは舌痛症(ぜっつうしょう)という疾患かもしれません。見た目に異常がないにも関わらず、舌に痛みや灼熱感などの不快な症状が現れる病気で、慢性化しやすく、原因の特定や治療が難しいこともあります。

当院「ふくしまみなと耳鼻咽喉科」では、耳鼻咽喉科専門医による丁寧な診察と多角的なアプローチで、舌痛症の診断・治療を行っています。

舌痛症とは?

舌痛症とは、舌の表面や周囲に痛み・しびれ・ヒリヒリ感・ピリピリ感・灼熱感などを感じるにもかかわらず、明らかな炎症や傷、腫瘍などの異常が見られない状態です。

このような状態は「慢性疼痛性口腔症候群」や「口腔異常感症」とも呼ばれ、精神的・神経的な要素が複雑に絡み合っていると考えられています。

舌痛症の症状

以下のような特徴があります。

舌痛症の主な症状

  • 舌の先や側面がヒリヒリする

  • 何もしなくても舌が痛い

  • 食事中や会話中に症状が和らぐことがある

  • 水分を摂ると少し楽になる

  • 痛みが数週間から数ヶ月続く

  • 見た目には変化がない(赤みや腫れなし)

中年以降の女性に多く、特に更年期やストレスの多い時期に発症しやすい傾向があります。

舌痛症の原因

舌痛症は、単一の原因ではなく、以下のような多因子が関与する疾患とされています。

身体的要因

  • 軽度の鉄分・亜鉛・ビタミンB12の欠乏

  • 唾液分泌量の減少(ドライマウス)

  • 舌や口の神経過敏

  • 歯科治療後の感覚変化

心理的要因

  • ストレス、抑うつ、不安

  • 睡眠障害

  • 更年期障害(ホルモンバランスの変化)

神経的要因

  • 舌の知覚を伝える神経の異常

  • 自律神経の乱れ

当院での検査と診断

ふくしまみなと耳鼻咽喉科では、以下のステップで舌痛症の診断を進めます。

1. 問診と視診

  • 痛みの性質・部位・経過を詳しくお伺いします

  • 舌や口腔内を視診し、炎症や潰瘍、腫瘍などの器質的疾患を除外します

2. 血液検査

  • 鉄・亜鉛・ビタミンB12などの栄養状態をチェックします

3. 必要に応じた紹介

  • 症状が強い場合には心療内科や精神科との連携も視野に入れて、全身的なアプローチを検討します

舌痛症の治療

舌痛症の治療は、薬物療法・心理的サポート・生活指導などを組み合わせたアプローチが必要です。

薬物療法(主に神経や心因に作用)

  • 漢方薬(補中益気湯、加味逍遙散など)

  • 抗うつ薬・抗不安薬(必要に応じて)

  • 神経痛に使われるお薬(リリカなど)

栄養補給

  • 鉄や亜鉛、ビタミンB12が不足している場合はサプリメントや食事指導を行います

生活習慣の改善

  • 睡眠の質を改善する

  • ストレスマネジメント(趣味、リラックス法など)

心理的ケア

  • 舌痛症に対して「気のせい」とせず、しっかりと向き合う姿勢が重要です

  • 必要があれば専門医との連携でサポートします

舌痛症についてのよくある質問

Q1. 舌が痛いのに「異常なし」と言われました。どうすればいいですか?

A1. 舌痛症は見た目に異常がない慢性痛の一種です。心因的要素も含めて、当院で総合的に診察いたします。

Q2. 舌痛症は治りますか?

A2. 完全に症状がなくなるまでに時間がかかることもありますが、原因に応じた治療やサポートにより症状の緩和は十分に期待できます。

Q3. 他の病気の可能性はありますか?

A3. 舌癌や感染症、アレルギーなどが除外されたうえで舌痛症と診断されます。当院では内視鏡や視診でしっかりと鑑別します。

院長より

舌痛症は、患者さんご自身が「気のせいなのかも…」「誰にも理解されない」と感じてしまいやすい病気です。しかし、決して気のせいではなく、実際に脳や神経が痛みを感じている状態です。

当院では、見た目に異常がなくても「つらさ」に寄り添い、丁寧なカウンセリングと治療方針を一緒に考えていく診療を心がけています。港区を中心に、中川区・熱田区・南区・蟹江町・弥富市からもご来院いただいております。どうぞお気軽にご相談ください。

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