咽頭がん
咽頭がんは、のど(咽頭)にできる悪性腫瘍の総称です。咽頭は口から食道・気管に続く部分で、上咽頭・中咽頭・下咽頭の3つに分かれています。できる部位によって症状や進行の仕方が異なり、早期発見が治療のポイントになります。
当院では、高精度内視鏡システムを使った丁寧な診察を行い、必要な場合は連携する総合病院や大学病院とスムーズに連携して治療にあたります。港区はもちろん、中川区・熱田区・南区・蟹江町・弥富市からもアクセスしやすい立地にありますので、気になる症状がある方は早めのご相談をおすすめします。
咽頭がんの症状について
咽頭がんは初期には自覚症状がほとんどないこともあります。進行すると次のような症状が見られます。
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声がかすれる、出しづらい
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のどの違和感やしこり感
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飲み込みにくさ(嚥下障害)
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耳の奥の痛み
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首のリンパ節の腫れ
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原因不明の体重減少
特に、片側だけに続くのどの痛みや耳の痛み、飲み込みにくさは注意が必要です。風邪や咽頭炎と似ているため、自己判断せずに耳鼻咽喉科での診察を受けましょう。
咽頭がんの原因について
咽頭がんの主な原因として知られているものは以下の通りです。
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喫煙(たばこ)
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過度な飲酒
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ヒトパピローマウイルス(HPV)感染
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慢性的なのどの炎症
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食生活や栄養バランスの偏り
これらは「リスク因子」(病気を発症する可能性を高める要因)と呼ばれます。複数のリスク因子が重なると発症の確率が上がるため、生活習慣の改善も予防につながります。
咽頭がんの種類について
咽頭がんは発生部位により大きく3つに分類されます。
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上咽頭がん
鼻の奥からのどの上の部分にできるがんで、耳や鼻の症状を伴うことがあります。 -
中咽頭がん
口の奥からのどの中央部にできるがんで、飲み込みにくさや舌の動きの障害が出やすいです。 -
下咽頭がん
食道に近い部分にできるがんで、症状が出にくく、進行してから気づかれることもあります。
部位によって治療法や予後(治療後の経過)が異なりますので、早期に正確な診断を受けることが大切です。
咽頭がんの治療法について
咽頭がんの治療は、がんの進行度や部位、患者さんの全身状態によって異なります。代表的な治療法は以下の通りです。
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手術
腫瘍を取り除く方法です。部位によっては内視鏡やロボット手術が使われます。 -
放射線治療
早期のがんでは手術をせずに放射線だけで治療できる場合もあります。 -
化学療法(抗がん剤治療)
放射線と併用して行われることが多いです。 -
免疫療法
近年は一部の進行がんに対して免疫チェックポイント阻害薬が使われることもあります。
当院では、精密検査や診断までを行い、治療が必要な場合は中京病院や中部労災病院などの専門施設と連携して治療を進めます。
咽頭がんについてのよくある質問
Q1. 咽頭がんは治りますか?
A1. 早期に発見し適切な治療を行えば、治る可能性は十分あります。ただし進行がんでは治療が長期に及ぶことがあります。
Q2. 検査は痛いですか?
A2. 当院では細い内視鏡を使って検査しますので、比較的負担が少なく受けられます。
Q3. 予防するにはどうすればよいですか?
A3. 禁煙・節酒、バランスの良い食生活、のどの異常を放置しないことが大切です。
院長より
咽頭がんは、早期のうちに見つけることができれば、体への負担も少なく治療できます。私はこれまで中京病院や中部労災病院などで多くの耳鼻咽喉科手術や診療を行ってきました。のどの違和感や飲み込みにくさ、声のかすれが続く場合は「様子を見よう」ではなく、ぜひ一度ご相談ください。
港区・中川区・熱田区・南区・蟹江町からもアクセスしやすい立地で、日曜診療・WEB予約にも対応しています。少ない待ち時間で、安心してご相談いただける環境を整えております。
