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血管運動性鼻炎

「くしゃみは出ないけど、鼻水だけがずっと出る…」「朝や温度差のある場所で急に鼻づまりになる」「検査ではアレルギーはないと言われた」──そんな経験はありませんか?

それは、血管運動性鼻炎(けっかんうんどうせいびえん)かもしれません。これは、アレルギー性鼻炎とは異なるタイプの鼻炎で、季節やアレルゲンとは無関係に起こるのが特徴です。

ふくしまみなと耳鼻咽喉科では、耳鼻咽喉科専門医による診断のもと、血管運動性鼻炎の症状を的確に見分け、患者さんに合わせた治療をご提案しています。

血管運動性鼻炎とは?

血管運動性鼻炎は、アレルギー反応を伴わない非アレルギー性鼻炎の一種で、鼻の中の血管や神経のバランスが乱れることで発症します。

アレルギー検査では異常が見られないにもかかわらず、

  • 鼻水が止まらない

  • 鼻がムズムズする

  • 鼻づまりがひどい

  • 温度差や湿度変化で症状が出る

といった症状が現れます。刺激に対して過敏になってしまっている状態といえます。

血管運動性鼻炎の原因

はっきりとした原因は明確にされていませんが、以下のような自律神経の乱れや環境因子が関係していると考えられています。

主な要因

  • 温度差(冷たい空気・暖房の効いた室内など)

  • 湿度の変化

  • タバコの煙や香水などのにおい

  • 気圧の変動(台風など)

  • 精神的ストレス

  • 睡眠不足や不規則な生活

  • ホルモンバランスの変化(妊娠・更年期など)

これらが引き金となって、鼻の粘膜にある血管が拡張したり、過剰に分泌物が出たりすることで鼻炎症状が出ます。

血管運動性鼻炎の症状

アレルギー性鼻炎との違いは、原因物質(アレルゲン)が特定できない点です。

症状 血管運動性鼻炎
鼻水 水のように透明で多い
鼻づまり 片側または両側ともに起こる
くしゃみ あまり出ない(出ても1~2回程度)
目のかゆみ ほとんどない
季節性 なし(1年中起こることも)
アレルギー検査 陰性のことが多い

血管運動性鼻炎の検査と診断

ふくしまみなと耳鼻咽喉科では、問診と内視鏡を使った鼻腔観察、必要に応じてアレルギー検査を行い、他の鼻炎(アレルギー性鼻炎、慢性副鼻腔炎など)と区別しながら診断を行います。

当院で行う検査

  • 鼻腔ファイバースコープ(電子スコープ)による粘膜状態の確認

  • アレルギー検査(血液検査)

血管運動性鼻炎の治療法

血管運動性鼻炎の治療は、症状を緩和し、生活の質を高めることが目的です。

薬物療法

  • 抗ヒスタミン薬や抗コリン薬の点鼻薬

  • 粘膜の血管を収縮させる点鼻薬

  • 漢方薬(体質や症状に応じて)

薬の選択は、症状の強さや持続期間、生活スタイルに合わせて調整します。

ネブライザー療法

鼻やのどの粘膜に薬を直接届ける治療です。副作用が少なく、小さなお子さまにも使える治療方法です。

日常生活の工夫

  • 急激な温度差を避ける(マスクの着用が有効)

  • 香りの強い洗剤や柔軟剤の使用を控える

  • 規則正しい生活を心がける

  • 十分な睡眠・ストレスの管理

血管運動性鼻炎についてのよくある質問

Q1. アレルギーじゃないのに、なぜ鼻水が出るのですか?

A1. 鼻の中の血管や神経が過敏になり、刺激に反応して鼻水を過剰に出してしまう状態です。

Q2. アレルギー検査が陰性なら、治療できませんか?

A2. いいえ、血管運動性鼻炎には専用の治療法があります。薬や生活の工夫で十分に改善が見込めます。

Q3. 点鼻薬はずっと使い続けても大丈夫ですか?

A3. 医師の指示に従って使えば問題ありませんが、市販の点鼻薬を自己判断で長期使用すると逆効果になることもあるため注意が必要です。

院長より

「アレルギーじゃないのに鼻がつらい…」そんな方こそ、血管運動性鼻炎を疑ってみる必要があります。放っておくと仕事や日常生活に影響してしまうこともあります。

当院では、耳鼻咽喉科専門医として、アレルギー性か非アレルギー性かを丁寧に見極めたうえで、患者さん一人ひとりに合った治療を心がけています。WEB予約や日曜診療もご利用いただけますので、どうぞお気軽にご相談ください。

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