口角炎
「口の端が切れて、笑ったり話したりするたびに痛む」
「食事のときにしみて辛い」
「治ったと思ってもまたすぐに再発する」
それは、口角炎(こうかくえん)かもしれません。
口角炎は、唇の端(口角)に起きる炎症やただれ、亀裂のことを指します。
軽症でも痛みや不快感があり、食事や会話など日常生活に影響を与えることが少なくありません。
また、繰り返し発症するケースも多いため、原因を見極めたうえでの治療・予防が重要です。
ふくしまみなと耳鼻咽喉科では、口まわりのトラブルにも専門的な視点から対応しております。
再発しがちな口角炎でお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。
口角炎の原因
口角炎はさまざまな要因で起こりますが、大きく分けると外的な刺激によるものと、体の内側からの影響があります。
外的要因
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唇や口の周囲が乾燥して裂ける
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マスクや唾液で口周りが湿ってふやける
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よだれや舌なめずりのくり返しによる刺激
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入れ歯や矯正器具が合わない
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冬の冷たい空気・乾燥
内的要因
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ビタミンB2・B6不足(栄養の偏り)
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鉄欠乏性貧血
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免疫力の低下
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真菌(カンジダ)や細菌感染
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アトピー性皮膚炎などの基礎疾患
特にお子さんや高齢者、妊娠中の女性などは、栄養や免疫の変化によって口角炎を起こしやすくなります。
口角炎によって引き起こされる症状
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口の端が赤く腫れる
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亀裂が入って出血したり、しみる
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痛みで口を大きく開けられない
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食事中に痛みが出てつらい
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話す・笑うときに不快感がある
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かさぶたができてもすぐに再発する
軽い症状でも繰り返すことで悪化しやすくなります。
口角炎の処置や治療法
ふくしまみなと耳鼻咽喉科では、症状や原因に応じた適切な治療を行います。
1. 外用薬(塗り薬)
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炎症を抑えるステロイド軟膏
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真菌(カンジダ)が関与している場合は抗真菌薬
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細菌感染が疑われる場合は抗菌薬
※適切な薬を使うことで、治りが早まります。
2. 内服薬・栄養補給
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ビタミンB群(B2・B6)の補給
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鉄剤やサプリメント(貧血がある場合)
3. 生活指導
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唇の保湿(ワセリンなど)
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舌なめずりや触るクセの改善
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食事の見直し(野菜、タンパク質をしっかり)
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よく水分をとる、過剰な口の乾燥に注意
口角炎についてのよくある質問
Q1. 口角炎はうつりますか?
A1. 通常の口角炎はうつりません。ただし、カンジダやヘルペスなどの感染症が原因の場合は、接触による感染の可能性があります。
Q2. 市販のリップクリームで治りますか?
A2. 軽度の乾燥によるものなら保湿で良くなることもありますが、感染や栄養不足が原因のケースでは、医療用の塗り薬や内服が必要です。
Q3. くり返すのは体質のせい?
A3. 栄養状態や生活習慣、唾液の分泌、免疫力の影響が大きいため、体質だけが原因とは限りません。医師による診察で、再発を防ぐヒントが見つかることもあります。
院長より
口角炎はよくある症状ですが、放置すると痛みが強くなったり、長引いたりすることが多いトラブルです。
特に寒い季節、マスク生活、疲労がたまっているときには再発しやすく、患者さんからの相談も多くなります。
当院では、口まわりの炎症・潰瘍・繰り返すトラブルに対しても丁寧に診察し、症状や原因に合った治療を提案いたします。
港北駅徒歩2分・駐車場31台・WEB予約・日曜診療ありで、通いやすく受診のハードルも低くしています。
「ちょっと切れただけだから」と放っておかず、ぜひ一度ご相談ください。
